【Qoobo(クーボ)との生活】1.出会い編
仕事先の新人がヤバすぎて、everydayストレスフル。
数年ここにお世話になっているけど、未曾有のdespicable。
そんな似非ラップ調になるぐらい神経がまいっておりました。
そして、数十年生きてきて、今まで言葉にしようと思ったこともない言葉が独り言の怒声として作業中の口癖になったことで、自覚しました。
「いかん、このままでは自分が壊れる」
そんな時、TVで素敵な物を発見。
そう、「ペット型AIロボット」です。
いや、前から知ってたよ?
AIBOとかLOVOTとか、なんなら「あまえんぼうねこちゃん」とか。
でも、そこにいたのは、私が思ってるそういうのと違った…!
そう…
「もふりん」!
片瀬那奈さんが、めっちゃ愛でてる。
100匹ぐらい飼って埋もれたいって言ってる。
…分かる!
もう、これしかないんじゃないか?
私の神経を元の状態に戻してくれる天使ってこの子では??
高まる気持ちを抑えて購入方法を調べてみると…、
クラファン中のプロジェクトだった…。
しかも4万円前後…。ページ、英語…。
いや、癒やされない。
購入(支援)システム的にも、価格的にも癒やされない…。
AIボットの私の中の基本分野は「おもちゃ」。
4万円は、私の中での「おもちゃ」の適正価格ではない…。
それだけでストレスになりそうです。
そんな検索中にふとヒットしたのが、「Qoobo」だったのです。
うん、尻尾。いいよね、尻尾。
「岩合光昭の世界ネコ歩き」で尻尾に魅了されている昨今、実に良いです。
撫でると尻尾をふるって、最高。
しかも何が良いって…この小さめの「PetitQoobo」には加速度センサーの他に音感センサーもついていて、大きな音がすると「ビクウウッ!」といった感じで尻尾をおっ立ててくれるのです。
うん、これはいい。
いけない罵声をあげたら「ビクウウウウッ!」とあからさまに怖がってくれるペット。
声を挙げていることにも自覚的になるし、何より「目の前で怖がってくれるモノ」がいる、というのは、罵声をあげたことで周囲にどう感じられるか、が実体験できて大変よいではないですか。(悪い癖が治りそう)
それに、ぶっちゃけAI入ってないので、純粋に音に反応して反射作用しているだけ。
本人(?)に実質「怖がる」という概念がないのが、彼的にも辛くないだろう、と思うと気が楽です。
犬猫(とか人間)だと、本当に怖かったりうるさかったりして、かわいそうじゃないですか……。
ぶっちゃけ、私は「寂しさを紛らわすために生き物を飼う」という思考が個人的には嫌いです。
ペットって、基本的に飼い主に終身雇用じゃないですか……。
私だったら、そんな病んだ人のところに人生終わるまでいたくない……。
というわけで、色々な意味でとっても好都合。
レンジがご飯を温める使命をもって生まれたように、冷蔵庫の扉が開けっ放しだとブザーを鳴らすように、彼は「大きな音に反応する」ために生まれたのです。きっとその使命を果たすことは、彼にとって「有意義なこと」に違いない。
ということで購入を決意した、というのが「出会い」であります。
そんなわけで、本来の「Qoobo」の理念としては「同居のペット」なので、具合が悪くなった時は「病気」、修理は「治療」、充電は「ご飯」とサポートセンターでの電話でも徹底されているくらい演出されているのですが、私の要求から言えば「故障」「修理」「充電」と今でもなっております。
いや、可愛さは増しているのだけど、存在として「ロボット」を必要としている、ってところは変わらないんだよね~。